ベルナール・ビュッフェ
ベルナール・ビュッフェについて
1928年7月10日~1999年10月4日
パリ生まれの20世紀の具象絵画を代表する画家。
1948年、パリで最も権威のある新人賞・批評家賞を受賞。
若くして権威ある賞を数々受賞し、天才画家として有名であった。
具象画壇の主導者となり、1950年代半ばには日本でも頻繁に紹介され、日本画壇にも大きな影響を及ぼした。
ビュッフェの黒い描線と色彩の抑えられた作風は、人々に大きな衝撃を与え、第二次大戦後の不安定な心情や空虚感を具現化しているとされた。
結婚後は、色調も明るさを帯び、妻のアナベルをモデルにした女性像も多く描いた。
油彩作品だけでなく、版画にも優れた作品を残した。
生涯において、約8000点もの作品を残した多作の画家である。